子供が喜ぶ電車宿「ぽっぽや」に泊まってきました!

ぽっぽや玄関 子育て

「ぽっぽや」に泊まってきたので、その時の様子をお伝えします

行ってから少し時間がたってしまいましたが、今回は子供が喜ぶ電車宿「ぽっぽや」へ泊まりに旅してきたときの様子をお伝えしたいと思います。

息子が小学校入って初めての夏休みでしたが、何か一番の思い出になるようなイベントを作りたいなと思っていたのですが、調べていたらこの宿が見つかったので、泊まりに行こう!ということで行ってきました。

あらかじめホームページなどで見ていて、楽しそうだなとは思っていたのですが、想像を超える大満足の旅になりました!

「ぽっぽや」は鉄道をテーマに古民家をリノベーションした宿です

まず初めに簡単に「ぽっぽや」のご紹介をしたいと思います。

「ぽっぽや」は山梨県の富士急行線沿線にある宿です。

数年前にご夫妻が古民家を買い取って、鉄道をテーマにリノベーションをして宿としてオープンしました。ただ単に鉄道関連のインテリアが飾ってあるだけでなく、楽しめる仕掛けがたくさん盛り込まれており、鉄道好きでなくても、とても楽しめるものになっています。

現在(2022年10月執筆時点)は貸切での宿泊となるので、他のお客さんに気兼ねすることもないです。最大3部屋使って、10名くらい(未就学児をのぞいて)までなら泊まれるので、親しいグループや親族の方々と2〜3世帯で泊まるのにもとてもよいと思います。

おしゃれな公式ホームページもあるので、詳しくは是非こちらをご覧ください。

宿 ぽっぽや
富士の麓 都留市にある、鉄道好きの子供向けの宿ぽっぽや。富士急行線・谷村町駅から徒歩30秒。 ぽっぽやは「子ども達の考動を応援する」をコンセプトに、レトロな駅舎をイメージし築80年の古民家をリノベーションしました。

ホームページ内にはYouTubeでの紹介動画なども案内されています。鉄道系YouTuberの鈴川絢子さん親子も訪れています。

「ぽっぽや」には楽しめるものが盛りだくさん詰まっていました!

待合室

宿に着くと、旦那さんと女将さんが迎えて下さりました。少し着くのが早かったのですが、ロビーのような待合室兼朝食場に案内して頂きました。入口とその待合室だけでも様々な鉄道インテリアが置いてあったり、本が置いてあったり、プラレールで遊べたりと、子供たちも早速はしゃぎっぱなしでした。

余談ですが、旦那さんが準備を始める際の一言目が「アレクサ準備して」だったのは古民家とのギャップもあり、少し面白かったです。

待合室の窓を開けると目の前には富士急行の線路と踏切があるので、定期的に鳴る踏切の音が丁度いい演出にもなっています。

駅員さんに向かって手を振ると、よく手を振り返してくれたりします。女将さんから聞いたところ、実はそれには裏話があるのですが、気になる方は是非女将さんに聞いてみて下さい。なぜここで鉄道をテーマとした宿を構えたかの理由も合わせて教えてくれました。

宿泊棟

その後、宿泊棟に案内していただきましたが、宿泊棟にも色々な遊べる仕掛けが沢山あり、子供たちも部屋の至る所を駆け回ってました。

私たちは家族5人だったので、寝室として使える部屋を2つの部屋「オロネフ30」と「レール」からどちらかを選ぶことになりましたが、「オロネフ30」にしました。部屋に繋がる廊下が連結箇所のようになっていた部分を息子が気に入ったからです。

数ある仕掛けの中でも特に子供たちが興奮してたものを紹介します。

EF6652運転台

EF6652運転台が宿泊棟の玄関入って目の前に設置されていますが、裏の部屋から運転台まで入れるようになっています。運転台に座れることや運転席から外を眺めるだけで子供たちは大変喜んでいました。

電車シュミレーター

宿泊棟の一画を電車シュミレーターの空間にしており、しっかりと電車の運転席の設備を備えている電車のシュミレーターで遊ぶことができます。かなり本格的で、ゲームセンターのように1回200円かかる訳でもなく遊びたい放題なので、これがあるだけでも泊まりにくる価値があるのではないでしょうか。

発車ボタン

一見気付きにくいところに電車の発車ベルが設置されていて、押すと発車ベルとアナウンスが流れます。息子はこれが1番お気に入りだったようで、押しまくっていました。翌日もチェックアウトした後も「発車ベルをまた押したい」と何度も言っていました。

鉄道イベントにいったりすると1回やるのにも長蛇の列を作っているようなものも、「ぽっぽや」では一晩やり放題です。

アメニティ

また、アメニティもとても充実しており、子育て世帯への気遣いがとても感じられました。まだ乳離れ、おむつ離れしていないお子さんが一緒でも安心して泊まれるかと思います。

雰囲気などは是非公式ホームページ内で紹介されている動画などでも確認してみてください。

バーべーキュー&花火

夜は中庭でバーベキューと花火をしました。バーベキューの設備や備品などは貸していただけるので、全く持っていかなくて大丈夫でした。食べ物・飲み物だけは、自分たちで調達する必要がありますので、事前に買って持っていくか、宿についてから買い物に行くことになります。

女将さんに聞いたところ、最寄りでそれなりの品揃えがあるスーパーとなると電車で一駅移動した「都留文科大学前」駅前とのことでした。私たちは公共交通機関を使って移動する必要がありましたが、電車も頻繁にあるわけでもなく、バスはないので、息子と歩いていきました。結構時間がかかったのと、途中の道が車通りが多くて歩道も狭く少し危なかったので、あらかじめ電車の時間に合わせて電車でスーパーまで移動したほうがよかったと思います。車で行かれる方は全く問題ないと思います。スーパーに買い物に行く際には女将さんが色々気遣って下さり、食材を入れられる買い物バックも貸してくれて大変助かりました。

コンビニは近くにあるので、ちょっとしたものを買うだけであれば、そこで事足りるかと思います。実際、子供たちから要望があり、バーベキュー後にアイスを買いに行ったり、翌朝は出かける前にお菓子や飲み物を買いに行ったりしました。

有難いことにバーベキューは火を入れるなどの準備も全て旦那さんがやって下さったので、後は焼いて食べるだけという状態になっていましたので、とても助かりました。中庭にはハンモックもあるので、子供たちは肉を焼いている間なども遊びながら楽しんでいました。食べ終わった後はそこで花火もすることができて、子供たちも終始はしゃいでいました。

朝食

翌朝の朝ごはんは女将さんが待合室で準備して下さっており、こちらも大変おいしかったです。おしゃれな古民家カフェでの朝ごはんを電車や踏切を間近に楽しむことができ、子供も大人も大満足な朝ご飯でした。

旅行のコースは「リニア見学センター」→「ぽっぽや」→「富士急ハイランド」→「河口湖」→「特急富士回遊」でした

旅行のコースは「ぽっぽや」に泊まることに決めたあとから考えました。

初日はJRの中央本線に乗って大月まで行き、大月からはバスでリニア見学センターまで行きました。私たちは普通列車で行きましたが、「あずさ」や「かいじ」などに乗っていくのもいいと思います。バスは本数が少ないので、事前に確認しておくとよいと思います。

リニア見学センター公式サイト[Yamanashi Maglev Exhibition Center]|山梨県立リニア見学センター
山梨県都留市にある、山梨県立リニア見学センターのサイトです。アクセス、最新情報、リニアについて紹介しています。

リニア見学センターの紹介は割愛しますが、こちらも大変楽しかったです。子供は磁石を回して電車を浮かせる展示アトラクションに一番釘付けになっていました。私は超電導体がレールの上を滑っていくデモンストレーションが大変面白かったです。YouTubeに動画も上がっていたので載せておきます。

「ぽっぽや」は谷村町駅のすぐ近くにあるのですが、リニア見学センターから谷村町駅までバスが出ているので移動も楽でした。

2日目は谷村町駅から富士急行に乗り、富士急ハイランドまで行きました。富士急ハイランドは2018年から入園無料なので、アトラクションに乗らずに遊園地の雰囲気だけ楽しみたいときには普通の公園に行くのと同じようなノリで行くことができます。

その後は河口湖に電車で移動し、近くの遊び場を散策をした後に河口湖から特急富士回遊で帰りました。皆疲れている中、帰りに電車1本で新宿まで帰れたので大変助かりました。息子も新しい特急に乗れたのでご満悦だったようです。ちなみに写真は富士回遊ではなく、たまたま出くわした富士山ビュー特急です。

電車好きの息子は「ぽっぽや」での宿泊が大変楽しかったようで、帰りの電車も「ぽっぽや」の前を通ることがわかってから、窓にへばりついて待っていて、宿が見えたら手を振っていました。

興味を持った方は是非泊まってみてください

今回は、鉄道好きな息子のために計画した「ぽっぽや」や周辺観光地を訪問した時のことをご紹介しました。

旦那さんと女将さんも、とても暖かく迎えて下さり、アットホームな雰囲気の中で楽しい時間を過ごせました。子供たちもとても楽しんでおり、また行きたいと何度も言っているので、是非また計画したいと思っています。なので、これ以上に人気が出て予約が取りづらくなってしまうのは、少し寂しいですが、興味を持った方は是非泊まってみてください!

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