西武電車フェスタ2022が開催されました
電車好きな息子を連れて西武電車フェスタに行ってきましたので、その時の様子をお伝えしたいと思います。
西武電車フェスタは2019年は開催されたのですが、2020年はコロナの影響で中止になってしまい、2021年は規模が少し縮小されて完全事前予約制で開催されました。
今年も2021年と同様に完全事前予約制で、入場を3,000人ほどに絞って開催されました。
息子が電車好きということもあって、鉄道イベントの開催予定は常にチェックしておりますが、コロナ禍で大規模な鉄道のリアルイベントはかなり少なくなってしまいました。最近は完全予約制で少人数の有料ツアーとして鉄道イベントが開催されるのがトレンドになっています。
そのため、無料で3,000人もの集客をする車両基地見学イベントというのは、他の鉄道会社では全くやっていないのですが、西武鉄道では頑張って開催してくれています。ちなみに私たちは2019年と2021年も参加している常連です。
ちなみに私自身は鉄道ファンではないのですが、子供に付き合って色々な鉄道イベントに行ったり、鉄道系のテレビ番組やYoutubeを見ているうちに鉄道の知識も少しだけついてきて、その世界の奥深さにびっくりしているのと同時にとても面白いと感じています。
会場の車両検査場まで歩く
会場は武蔵丘車両検査場というところで、西武秩父線の高麗駅から15分ほど歩いたところにあります。
2019年は車両基地まで直通の臨時列車が通常の営業車両として運転されており予約もなしで利用できましたが、2021年からは有料ツアーとして完全予約の直通の特急列車が運転されています。
今回のイベント用に飯能駅からは無料送迎バスも運転されていましたが、ベビーカーを必要とする小さい子供がいたり、高齢の方がいる来場者を優先するとのことでしたので、昨年同様に高麗駅から歩いて行くことにしました。
そんな高麗駅に向かう電車の道中、西武秩父線への乗り換えのため飯能駅で待っていると、嬉しいサプライズがありました。今回のイベントのために飯能〜高麗間で臨時列車が出ていて、その車両が普段は西武秩父線で走っていない青い101系だったのです。息子も大喜びで、物珍しさから写真を取っている方も多かったです。
高麗駅からは誘導スタッフの指示に従って歩いて行き、のどかなところで景色も楽しみながら、最後の坂を登りきったところで入口につきました。
出展ブースを楽しむ
早速入って渡された会場内地図を確認しながら、各ブースを周っていきました。
初めに立ち寄ったのは輪軸の回転試験などを実演しているブースです。輪軸とは車輪と車軸を組み立てたもので、それを床についたローラみたいなものでコロコロ回していました。私はちょっと興味あったのですが、息子がさっさと次に行きたがったので、一瞬しか見ずに離れてしまいました。
次に寄ったのは制輪子の展示です。制輪子とはブレーキをかける際に車輪に押し当ててる部品のことです。こちらは実物を持って重さなどを体験できます。息子(小学校1年生)がギリギリ両手で持てるくらいの重さでした。車両の系統によって使い分けているみたいで、それぞれの系統で何色を使っているかが説明されていました。(表がありましたが写真撮ってなかったです。)
次はLED表示器の展示でした。補修前と補修後のLED表示器が出て問題なども出されていました。
息子が興味を示した展示ブースはそれくらいで、ひととおりぐるっと周った後に屋外に移動し、15分ほど並んで制服撮影会に参加し、そのあと30分ほど並んでミニ電車に乗りました。
最後は物販ブースに行きました。割と大規模な鉄道イベントの際には、主催している鉄道会社だけでなく、他の鉄道会社もたくさん出店しているというのが、鉄道業界のイベントの特徴の1つです。鉄道ファンにとっては、普段集まらない各社のグッズが1箇所で買えるのでとても魅力的なようで、たいてい賑わっています。息子も疲れてしまっていたのか、各社のブースをひとしきり眺めてみても買いたいものがなかったようで、そのまま帰ることにしました。
立ち寄らなかったですが、他にあった展示ブースも紹介しておきます。
トラバーサー乗車体験
車両展示
機器展示
車両入替実演
高麗まで歩いて帰る
息子は会場からバスで帰りたかったようですが、すごい行列が並んでいたため諦めて歩いて帰ることにしました。しかし息子は納得できなかったようで、その場から動こうとしませんでしたので、「優先の人たちが乗り終わって席に余裕があったら乗って帰ろう。ただ最後のバスでも無理だったら歩いて帰ろう。」ということで伝えたら、息子も納得して、しばらく待っていました。バスは来るのですが、その分帰るお客さんも増えて、行列は一向に減りません。歩いて帰る人たちも増えてきて、20分くらい待っていたところで、最後のバスを待たずに息子も諦めて「よし、もう歩いて帰ろう!」と歩いて帰ってきました。本人がきちんと決断してくれて良かったです。
西武鉄道ありがとう!
コロナ禍になる前はこういったイベントも各鉄道会社で開催され、どこに行っても超満員で大人気でした。規模は縮小されてますが、こういったイベントを開催してくれた西武鉄道には感謝です。
ちなみに西武鉄道では今謎解きのイベントもやっていて、こちらも以前参加し1日かけて家族で楽しむことができました。西武鉄道の駅でパンフレットを入手するだけで簡単に参加できるので、興味ある方は是非参加してみてください。2022年9月まで開催しています。
今度は多摩モノレールの車両基地見学に行ってきます!またその時の様子もお伝えしたいと思います。
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