車両基地見学ツアーat多摩モノレールの様子をレポートします!

子育て

多摩モノレールで車両基地見学ツアーが開催されました

西武電車フェスタに続き、先週は電車好きな息子を連れて多摩モノレールの車両基地見学ツアーに行ってきましたので、その時の様子をお伝えしたいと思います。

西武電車フェスタの様子はこちらからご覧ください!

https://www.tama-monorail.co.jp/220421_press_release.pdf

多摩モノレールのイベントは今まで参加したことがなかったのですが、車両基地見学ツアーを開催することを知り、割と手軽な価格でもあったので応募したら、当選して参加することができました。

多摩モノレール自体は何回か乗ったことはあったのですが、あまりなじみがなくて、路線や車両にバリエーションもないので、正直それほど見どころがあるのかなと思ていましたが、体験型のツアーだったことや、新しい発見もいくつもあり多摩モノレールの魅力を知ることができて大満足でした!

車両係員コースに参加しました

今回のツアーでは運輸係員コース、車両係員コース、設備係員コース と3つのコースが準備されていて、希望順を指定して応募していました。私たちは車両係員コースで当選しました。

会場は多摩モノレールの高松駅から10分ほど歩いたところにある車両基地です。頭上のレールが分岐して車両基地まで伸びているので、たどっていくと迷うことなく着くことができます。

会場について受付を済ませると、早速基地内に案内されました。開始時間になると、それぞれのコースに分かれて、コースごとの案内が始まりました。各ツアー8組という少人数での開催になっており、そこに職員の方が何人もついてくれて、かなり距離感が近く気楽に質問もできました。

車両係員コースのツアー内容は以下の通りです。

  • 車両の床下機器見学
  • 作業車(フォークリフト等)実演・体験
  • 列車検査体験
  • 搭載機器操作体験
  • 入換運転の乗車体験

車両の床下機器見学

まずは車両の床下機器見学でした。電車と違ったモノレールのタイヤの種類(走行輪、案内輪、安定輪)や架線の位置、パンタグラフの位置などの紹介がありました。パンタグラフと聞くと電車の上についてるものがイメージにあったので新鮮な気持ちで聞いていました。

レールの横についているのが架線で、車両下部の内側にパンタグラフがあります。

作業車(フォークリフト等)実演・体験

つぎは作業車の体験でした。フォークリフトの他にもモノレールの上で作業するために高くまで移動する作業車などがありました。それぞれ説明していただいたのですが、名称を忘れてしまいました。そのうちの1つには実際に乗ってモノレールの高さまで上げてもらう体験をすることができました。

夏に「ビール列車」、冬に「ワイン列車」と銘打った臨時イベント列車を多摩モノレールの主催で実施しているそうですが、そのときのテーブルやお酒などの積み込みもこの作業車を使って行っているそうです。

列車検査体験

次は列車検査の体験をしました。タイヤをハンマーで叩いて空気が抜けていないかチェックする作業を体験しました。

搭載機器操作体験

搭載機器操作体験のエリアでは4つの展示がありました。速度制限を知らせるベルを鳴らしてみたり、台車の歯車で連動している部分を手で回しながらタイヤがどのように回転するかを体験してみたりしました。

入換運転の乗車体験

最後にメインイベントとして、実際にモノレールに乗り、車両基地内を移動して洗車体験をしました。今回のツアー用のサイネージが表示されていたり、車内の電気を消した状態で車両基地内に入っていったりと、普段はできないかなり貴重な体験になりました。洗車も自分たちの横を洗車装置が通っていくのはとても迫力がありました。

お土産用の物販コーナー

最後の帰り道にはお土産用の物販コーナーもあり、そこでは通常のグッズだけでなく鉄道部品も売っていました。通常よりもお値打ち価格だったようで、実際他のイベントとかで見るような相場観より安かったように感じます。

息子は初めは何もいらないと言っていましたが、眺めていたら多摩モノレールのペーパークラフトが欲しくなったようで、それだけ買って帰ってきました。

買ったときは気づかなかったのですが、結構本格的なペーパークラフトで小学校1年生がつくるにはハードルが高かったようで、代わりにほぼ私が作っています。部品をハサミやカッターで切り抜くところまでは終わりましたが、完成までに時間がかかりそうです。

多摩モノレールの隠れた魅力を紹介します

最後にツアーに参加してみて、私が感じた多摩モノレールの隠れた魅力を2つ紹介します。

1つは「日本最北端のモノレール」であること、2つめは「車両基地の上に住宅」があることです。どちらも通常のツアーの中のお話には出てきてなかったのですが、職員の方に質問をしたりしていたら教えてもらうことができました。どちらも、もう少し大々的に説明してもいいような内容に思えましたが、聞いて初めて教えてくれるというのもまた少し面白かったです。

日本最北端のモノレール

きっかけは、私が車両を眺めていた際に、車両の先頭下の部分にレールを掃除するためのワイパーみたいなものがついていたので、それが何かと質問した時に回答してもらったことでした。

そのワイパーは雪かきをするもので、モノレールがとても雪に弱いこと、そのためか多摩モノレールが日本最北端のモノレールであることを教えてもらいました。モノレール自体が北関東、北陸、東北などの北側に全くないというのを初めて知ったので、私にとっては新たな発見でした。

車両基地の上に住宅

こちらは入換運転の乗車体験の際に、気づいたのですが、入っていく車庫の上にマンションが立っているのに気づきました。入換運転の乗車体験の際には特に説明もなかったので、終わった後に外から確認してみても、洗濯物が干されていたりしたので、初めは職員用の住宅かなと思いましたが、それにしては大きかったので、ツアー後に職員さんに聞いてみたら、車庫の上の空間は多摩モノレールのものではなくて都営住宅となっているようです。

自分の住んでいるところの下が車両基地というのはとても不思議な感じがします。鉄道好きの方にはたまらないかもしれないですね。ちなみに都営三田線も同じように車庫の上が住宅になっているようで、息子はそれを知っていて「都営三田線もだよ」と教えてくれました。そんなことも知っているのかと息子にも驚かされました。

多摩モノレールありがとう!

今回は少人数のツアーで職員の方との距離も近く、大変貴重な体験をすることができました!運営していただいていた職員の方もすごく一生懸命に説明してツアーの運営をされていたのも感じることができました。もし、また開催されれば運輸係員コース、設備係員コース なども体験してみたいなと思いました。

多摩モノレールの職員の皆さんありがとうございました!

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